チーム創りコラム

ちっぽけなプライドほど、選手の成長を妨げる

波止場でカッコつけている人

かの有名なID野球を打ち立てた元ヤクルト・楽天の野村克也監督の言葉が、今日のタイトルです。

プライドという言葉は良く聞きますけれど、本当に捨てた方がいいのかな??

人生の先輩が「成長を妨げる」とまでおっしゃるのだから、不要なものなのでしょうね。

でも、どうやってプライドを捨てる?そもそも私のプライドって何のことだい?

 

プライドの定義は

プライド:誇り・自尊心・自負心

ということだそうです(Wikipediaより)

 

そうすると、プライドが高いというのは、

誇りを傷つけられたくない

自尊心を傷つけられたくない

自負心があるから自分がある

ということなんでしょう。

 

 

ということは、
プライドなんて捨ててしまえ!というのは

誇りなんて捨ててしまえ

自尊心なんて傷つけられちゃえ

自負心って勘違いだよ

ってことですか?

 

怖い!いや、嫌だ。

 

だって

そもそも傷つけられたくないし。

嫌な思いをしないために、今まで得てきた結果で作り上げたんだもん。
みすみす捨てられるかーーい!!

それがプライドってもんですよ。

まぁ鎧みたいなもんなのかもしれないです。

 

こいつが自分を守ってくれている。

守ってもらっている間は「自分」を保っていられる。

 

けど。

 

なんか、重くない?

プライドって、重い鎧じゃない?

脱いだら軽くなったりするもんじゃない?

 

 

プライドがあってそれを貫き通している人はかっこよく見えるものですね。

サッカーの本田圭佑とか、やっぱり尊敬します。

でもみんなそこまで強くない。

自分だってそう…

プライドという鎧が、いろいろとはじき返してくれているうちはいいんですよね。

でも気づくとその鎧に傷がつき、ヒビが入り、欠けてきて…

そうなるとムカついたり、ツラくなったり、苦しくなったりする。

 

 

屈強なはずの鎧は、何で傷つけられるのか??

それは単に否定されることだったりするのだよね。

 

こいつね、やだねぇ。

 

鎧を傷つけられたくなくて、余計に鎧をガチガチにしてもっと強くなろうとする。

でまた傷つけられそうになったら、もっともっと強く補強しようとする。

この繰り返しで、ガチガチでめっちゃくちゃ強い鎧になってる。

おかげで「自分」を保っていられる。

 

もしも重ねてきた鎧がなくなったりしたら、
ヤワでふにゃふにゃでちっぽけな自分が出てきちゃいそうで怖い。

そう、思っちゃいますけどね。

 

少なくとも、私の知っている本田圭佑は重そうじゃない。

私の知っているプライドと、彼の持っているプライドは違うのかもしれない。

 

そう思ったんですよね。

 

だとしたら、この鎧、脱がないと。

間違ったプライドを身につけてたら、重くて苦しいだけだ。

 

自分が「絶対」にそうすること
自分が「絶対」にこうだ!と思っていること
自分は「絶対」やらないこと
自分は「絶対」こう思う
自分は「絶対」こうでなくてはいけないetc…

この「絶対」を取っちゃおう。

すると、

自分がそうすること
自分がこうだ!と思っていること
自分はやらないこと
自分はこう思う
自分はこうでなくてはいけない

これらがおそらく、重たい鎧なのだ。

だからこれを、

自分がそうしなくてもいい
自分がこうだ!と思わなくてもいい
自分はやってもいい
自分はこう思わない
自分はこうでなくてもいい

こんな風に反対のことを口にしてみる。

 

まぁ結構ゾワっとする変な感じがしますよ。

 

例えば私の場合は、

仕事している=かっこいい男=だからバリバリ働いている

というプライドがありました。

 

途中までは良かったけど、だんだん重たくて苦しくなってきたんですよね。

だから、捨ててやりました。

自分の「絶対」を、自分であえて否定して。

「バリバリ働かなくてもいい」なんて口にした時はすごくざわつきました。

ある意味ツラかったですもん、笑。

 

 

けれど、気持ち的にはすごく楽になったのを感じました。

よく考えれば、バリバリやらなくても働いてるし。

もしかしたら、前より働いてるかもしれない。それでも前より働いてることが苦しくない。

 

私のプライドなんて、ただの重たい鎧だったんだなと。

野村監督の言うプライドは、きっとこのこと。

さらに本田圭佑が貫いている、別の類のプライドがあるはずだということ。

 

いらない鎧は脱いでから本当のプライドを探す旅に出よう。

ちっぽけなんかじゃない、本田のようなでっかいプライド、なんだろうな〜

 

 

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