チーム創りコラム

アナログ(原点)に還る

皆さんは仕事をしていて、修正したい箇所、伸ばしたい部分をわかっていて仕事中にいろいろと試しているものの結果は以前とあまり変わらない。といったことはありませんか?
直したいのに似たような小さなミスが続いたり、大きなミスの経験があり、再発の怖さから頭が真っ白になってしまう。
今より高い結果が出せそうなのに、冒険できずに今まで通りに落ち着いてしまう。

実は、そんなジレンマの克服法は、地味で簡潔で取り組みやすいものなのです。

デジタルが当たり前になった現代、PDFの資料をタブレットで閲覧し、電子サインに署名して、詳細はweb上からカスタマーIDでログイン、というサービスが非常に増えてきました。
提供する側では、習熟トレーニングも端末で行い、長所短所をデータ化して仕事に臨む業界も多いことでしょう。

もちろん、紙媒体の資料でまとめてある場合もありますが、結局これらのシステムやテキストは汎用性を高めるためにフォーマットが決められています。
言わば教科書です。
我々はこの教科書をもとに仕事をする中で、修正点や成長したい部分に出会います。

これがどういうことかおわかりでしょうか?
教科書通りに進めて問題ないのであれば、修正点や成長したい部分に出会うことはないはずです。
つまり、修正点や成長したい部分は教科書の外にある、ということなのです。

それなのに、つまづいた社会人はもう一度教科書となる資料やデータ、ケーススタディをみて修正を図ります。
社会人は、学生に比べて手を抜きたがりなのです。

まず、我々は学生の時分、教科書を眺めるだけの勉強法など行って来たでしょうか?
答えは絶対にノーです。
授業中は板書を、家に帰れば教科書を読みながら自分なりの解釈で、必ずノートを使用していたはずです。

そして次の手抜き。
仕事の中で修正していくことを当たり前だと思っている。
伝わる人にはバシッと伝わると思いますが、接客販売業は一接客一接客が期末テストです。
テスト中に行う修正なんてただの当てずっぽうでじゃないですか。

テストで良い点を取るには教科書ではなくノートが不可欠です。
直したいミスが、得たい成長があるならば、本番ではないときに手順書なり改善点やの箇条書きを手作りしましょう。

書くこと(触覚)
できれば声に出しながら(聴覚)
それを見ること(視覚)

これを連動させながら作っていくことは、出来上がったものを音読(視聴覚連動)するよりもはるかに脳に刺激を与えます。
これが必要なときに記憶を呼び起こす手伝いをしたり、シナプスが繋がりやすくなって、発想と発想を合成した新たな発見をもたらします。

そして、学生は禁じられている社会人の特権。
本番中も作ったノートでカンニングOK。

長々と例を挙げましたが、つまるところ、本番中以外で自分で考えて「手書きの」ノートを作りましょう、ということです。
誰しも絶対やれと言っているわけではなく、はじめに書いたように、わかっていてもついつい同じことを繰り返してしまう状況に困っている人を助けるための方法です。

地味で簡潔で誰でもすぐにできますが、このアナログさに、とても強い意味があるのです。

 

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