チーム創りコラム

チームはバラのように育てる

どんな職業にも、月に何度かスペシャルデイがあります。
お店のイベントだったり、社内外でのプレゼン会議、新商品のプレスリリースなど。
これら全てには成功を収めるための共通点があります。それは前日までの準備です。

人員の配置、当日の導線や連携の流れ、大道具小道具、目標意識と達成に必要な時間あたりの進捗率の周知、これらを話し合い決められるチームだけが、当日の成功を手にできます。

これらが全て決まっていない状態では必ず当日になって綻びが出てくることでしょう。

前日までの準備、とアバウトな言い方をしましたが実際には案の出し合いは少なくともスペシャルデイの1週間前に終わっていなくては物理的な準備が間に合わないことは大いにあり得ます。

本番を本番と呼んでしまうから、そこに注目してしまいますが、本番はただ結果が発表される日であり、大事なことは全て本番以前に詰まっています。

リーダーがそれに気づかないでいると当然スタッフにはやる気があっても、当日は頑張るぞという意気込みだけで本番を迎えることとなり、そして意気込みだけで成功する仕事はほぼありません。

中には勘の良いスタッフもいたりして、不安を抱いたままそれを言い出せずに当日を迎えることもあるでしょう。

試合、音楽ライブ、デート、何にでも当てはまるのに、何故か仕事にはなかなか浸透しない考え方。

何度でも言いますがスペシャルデイは、当日頑張れば良いというものではありません。
前日までの準備が全ての物を言います。

むしろ当日は楽しても良いのです。
当日どれだけ楽ができる準備をしたかが、スペシャルデイを成功に収めるカギなのです。

 

そして、スペシャルデイが終われば、通常の業務に戻っていきます。
このとき、チームリーダーにはやるべきことがあると思います。

みなさんは、植物の根っこを強く育てる方法をご存知でしょうか。
バラの花などの植物を強く大きく育て、鉢のサイズを上げていくには、土が乾いている状態を作ることが必要になります。
土が乾いていると、水や養分を求めてグッと根を伸ばすのです。

定期的な水遣り、潤沢な肥料、栄養剤の補給を完璧に行ってしまうと、今の状態の根でも充分な環境が揃っているので、根を広く強く伸ばす必要がありません。

作物などは立派な実さえ収穫できれば、翌年には新たな種や苗を植えるので強い根である必要なく、完璧な環境で育てられます。

 

ではチームはどうでしょうか。

職場のチームは収穫して終わりの作物ではありません。強い根を広く伸ばし、どんどん成長していく花だと思います。
時には、土が乾いている状態のときもあるでしょう。だからこそ強く成長する時期でもあります。

それが過ぎた時、水や養分がなければ花は枯れてしまいますが、この水や養分とは、慰労会や賞与のことではありません。

特別な状態から日常に戻るときにも必ずストレスが生じ、今までは普通にやっていて気にならないこと、目がいかないものが急にイライラの原因になったりします。

スペシャルデイから普段の仕事に戻ることにおいて、張り詰めていたメンタルのケアやチームの仕事のしやすさを見直すことが、水や養分となるのです。

チームのリーダーはそれを理解し、次のさらに大きく育つための養分をチームに補給しましょう。

 

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