コラム

上司の悩み「思い通りに動かない部下」その要因は環境にあるのかも!?

部下が思い通りに動かないんですよ・・・きっと悩んでいる上司がいたら、きっと一番多い悩みだと思います。そりゃそうですよね?部下が思い通りに動けば、きっと思い通りの結果になると思いますもんね。他にも「チームがまとまらない」「思うように育たない」などの悩みは上司のテッパン。

どのようにマネジメントすれば良いでしょうか?

部下が思い通りに動いてくれないんです…

私も初めて役職に就いた時には、同じような悩みを抱えていました。

「よし、今日のミーティングで今月はここまでやると決めよう!」
「これだけちゃんと資料も作ったし、きっとこれで今月は上手くいくぞ!」

と役職に就いてから初めてのミーティングで今までの低い実績を改善させるべく、高い目標を設定し、それを達成させるべく考えをまとめた資料をもとに、僕は鼻息を荒くしていたのです。

 

「なぜここの目標はこんな少ないの?この資料通りやれば出来るよね?」
「いや、それはちょっと難しいかと・・・」
「そんな気持ちだからできないでしょ?オレだったらこの資料通りやれば絶対出来るけどね。やるの?やらないの?」
「・・・やります」
「よし!じゃあ絶対達成しよう!」
「・・・はい」

 

その時は作った資料通りにやれば上手くいくと思っていたのです。
しかし、1週間、2週間経った時、その部下の実績は依然として低いままでした。

 

「なぜ実績がこんなに低いんだ?あの資料通りにやっているのか?」
「申し訳御座いません・・・やっているのですが、なかなか結果につながらなくて・・・」
「言い訳はいいから言われた通りにやってよ。こっちはこの実績をやると上に提出してるんだから」
「かしこました・・・頑張ります・・・」
「頼むよ。絶対に達成してくれ」

 

思いも虚しく、結果はもちろん未達成。

「あの資料通りにやればできるはずなのになんで部下はやらないんだ!自分がやればこんなことならないのに。ちゃんと僕の指示通りに動く部下だったらこんな結果にならないのにな…」

今思うとどうしようもない上司でしたね笑

 

しかしこのままでは成果も上がることもなく、部下もやはり思い通りに動いてくれるわけもなく途方暮れていたそんなある日・・・ふと読んでみたビジネス本を見て衝撃を受けました。(なんていう本かは忘れてしまいましたが・・・)

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部下はあなたの「物」ではなく人間。
それをコントロールしようとすること自体不可能。

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衝撃でした。そしてあまりにもその通り!と納得せざるを得なかったのです。
私は思いました。「そうだ!私も上司から動かされて仕事をしているんじゃない。自分自身が動くと決めて動いているじゃないか・・・」そう、動くわけないんです。

だって私は部下を「自分の物」として「動かそう」としていたのです。この「思い込み」に気付いてから、私は部下への見方が変わりました。そして仕事の成果も変わっていったのです。

チームがまとまらないんです…

仕事をしている中で、働いてる方が心地よさを感じる部分としてこのまとまり=一体感があります。そして大きな目標や追い込みなどの際にこのまとまりがあるのとないのでは大きく結果が変わります。

しかしこのまとまり=一体感
なかなか感じることができないですよね。

またまた僕自身の例で恐縮です。

今月は目標達成しなくてはいけない!だからみんなで頑張らなくては!みんなで一緒にがんばろうぜ!
は、はい。頑張ります・・・
よし!みんなで気合い入れて達成するぞ!!

しかし意気込んでいるのは僕だけで、特に何も変わらず毎日が過ぎていく。1日の終わりが近づくたびに私は「今日も実績が良くない・・・明日は何とかしないと・・・」胃がキリキリするくらい焦りや不安を感じていました。

しかし部下達は「明日は休みだから○○に行くんだ!」「今日の夜は○○食べに行こうか!」と僕の不安をよそにヘラヘラと楽しいそうな会話をしています。そんな僕に気付いてか「あ、お先に失礼します・・・」いそいそと帰っていく。僕はイライラを抑えるのに必死でした。

結果・・・目標未達成・・・

みんなで頑張ろうと言ったのに部下は何もしてくれなかった!怒られるのは自分なのにあいつらはヘラヘラして・・・自分は頑張っているのになんで言うことを聞かないんだ!

思い出しただけでなんだか恥ずかしい気持ちです(笑)

当時の僕からすれば、目標達成=責任でしたから、それを達成しなくてはいけないと思ってましたし、それが我々チームとしての目標であると思っていたんです。

しかし、そもそもこれが間違いだったのです。

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僕が欲しいものは、部下も欲しいとは限らない

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「上司としての自分が欲しいものは、もれなく部下も欲しいと思っているはず」なんて思ってませんか??

こうした上司の思い込みはかなり危険です。

デキる部下が育たない環境

部下が育たないのは環境が要因として考えられます。
このケースによる悩みは、主にチーム(組織)としての成果が求められている環境に上司に多いです(個人の営業成績が主の職種は少ない)【上司で組織が変わる】とよく言われますが、その変わる大きな要因が環境であると考えます。

環境と上司。どのように影響してくるのか…

それは

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上司と部下が同じ仕事をしている環境

「オレ(上司)の方が部下よりもできる」

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ということを押し出している環境です。

 

確かに経験値などから見て上司が部下より優れているのは至極普通の事です。しかしそれは高校生が少年野球のピッチャーをして、小学生のバッター相手に全力投球しているのと同じです。

自分が常にエースで4番でないとダメな上司。常に自分が1番でないとダメな上司。そんな環境では部下は育つはずがありません。

なぜなら

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チームでの成果よりも、自分の勝ち負けしか見ていない

チームの成果よりも、個人の勝ち負けが尊重される環境

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自分の勝ち負けだけではチームの成果は上がりません。

個人の勝ち負けではチームの成果は上がりません。

 

勝ち負けはモチーベーションに繋がりますが、常に負けている部下は常に敗者としての気持ちを持ってしまいます。

そんな上司が率いるチーム環境で、出来る部下が育つのでしょうか?

 

僕の大好きな「スラムダンク」という漫画の中にこんな言葉があります。

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お前の為にチームがあるんじゃねぇ

チームの為にお前がいるんだ!!

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ズキューーーン!!
安西先生!バスケがしたいです!笑

 

マネジメントが求められる上司なのに、プレーヤーとしてのプライドが邪魔をする。これが、デキる部下が育たない一つの要因になることがあるのです。

 

 

 

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