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コラム
2.102016
自分で自分の価値を落としてはいませんか?

自分のお店を繁盛させようとしている経営者を想像してみてください。
差別化が必要だと考え、
自分のお店は何が他と違うのか?強みはどこなのか?を
見つけてみることにしました。
そのとき
▼ ここは立地が良くないから
▼ 近隣には立派な同業他社が乱立しているしなぁ
▼ どうせ小さな会社(店舗)だし勝ち目なんてない
▼ まだまだウチはダメな部分が多いですから…
こんな風に考える社長が、一体どこにいるでしょうか?
普通なら、
▼ どういう市場なら勝ち目があるか
▼ 今あるリソース(たとえば立地)を生かしてできることはないか
▼ 同業他社にはない独自の良さはないか
▼ ダメな部分をカバーできるほどの「強み」はどこか
こんな風に考えるはずです。
そしてそのために
ユーザーの声を集めたりお客様の反応を見て
客観的な意見を求めるのではないでしょうか?
会社も人も同じです。
あなたの強みは何ですか?
他の人と何が違うのですか?
という質問に、多くの人はなかなか答えられません。
でもこれは
「規模の小さな立地条件の悪い
ウチのようなダメ会社に勝ち目はない」
と諦めている社長と同じじゃないでしょうか?
もちろん
そんな社長は
どこを探してもいませんけどね。
同じように、個人も
▼ 自分なんて何もできない
▼ どうせ、こんなもんでしょ
▼ やっても無駄、強みなんてない
こんな風に考えていてはいけないのです。
社長は会社を繁栄させ成長させる
義務と責任を持っています。
「自分」という会社の社長であるあなたは、
自分の強みを見つけ差別化をはかることを
諦めてしまっていませんか?
会社やお店が
「お客様の声」を大切にするのと同じように
周りの友達や家族、友人に
意見を聞いてみましょうよ。
「自分って何が得意なんだろう?」
「自分の良いところって何だと思う?」
その人から見たあなた自身の「強み」を
教えてくれるはずです。
例えば会社で言う「クレーム」のように
言われて耳が痛いことである場合もあるかもしれませんが
いずれにしても
自分では気付かなかったことである可能性が非常に高いのです。
普段、自分では無意識にやっていることが
他人から見たらなかなか真似のできない技だったりすることは
よくある話なんですよ。
「相手」から見た自分の「強み」
それは、自分ではなかなか気づかない
客観的な「セルフブランド」です。
「お客様の声」を真摯に受け止め
改善し、成功していく会社と同じように
私たちひとりひとりも
人の意見を取り入れることによって
「自分」というブランドの価値を高めることが大切です。