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コラム
12.62016
チームに有益な人間を判断するには、そこはまだ早い
みなさんお疲れ様です。
&Uです。
みなさんのチームには、向上心の基準ってありますか?
と言うのも、チームには実績や効率、振る舞いなんかの様々な基準があると思うんです。
実績ならノルマという形で、効率なら1接客何分とか。
企業の中に入ったり、友人から話を聞くに平均点を基準にしたり、誰々が素晴らしいからそれを見習うようにという決め方が多いような気がします。
基準を越えれば優秀社員、満たなければ非優秀社員、もっと頑張りましょう。となる職場は非常に多いですよね。
しかしちょっと待ってください。
この考え方はチームの成長を遅らせてしまう欠陥を含んでいます。
自分を思い返してみてください。
向上心の源泉は、どこから湧き出ていますか。
趣味でも作業でも、楽しい、もっとやる、という気持ちが湧くのは、前回の自分を超えたときではないでしょうか。
この世に存在する全てのものの根元に、この感情は埋まっていると思います。
陸上や水泳のようなスポーツも、テトリスやインベーダーのような単純ゲームも、どうしたらさっきより良いタイム(得点)になるかを何度も繰り返します。
そこに他者は存在せず、自分を越えようという一心で努力工夫しているのではないでしょうか。
向上心の優秀者を決める基準は、前回と比べて良くなった。を繰り返せることです。
ただ実績が満たせる人材が欲しいのであれば、金額を積んでヘッドハンティングをした方が、結果的に時間も募集をかける経費と比べてもお得です。
できていないと感じる人でも、その人の平均からみたときにじわじわ成長していれば、今後チームにとってこれほど楽しみなことはありません。
なぜならその人は、向上心の基準を満たした優秀な社員だからです。