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コラム
2.212017
やる気を育てる
皆さんお疲れ様です。
&Uです。
今回ブログでは、やる気を育てることを考えていきたいと思います。
まず「やる気」というと語弊が生まれるかもしれません。
僕が今描いているやる気は、奮い立ち、みなぎっている、いわゆるプラスの状態だけを指すのではなく、抵抗感なく取り組む、平常心で集中して取り組めるゼロの状態も含んでいます。
これを作り出すのは、成功体験です。
自分で成したという感覚は、意欲に直接作用しやすいものです。
学習塾も宣伝では全面的に押し出していますね。
たとえ燃えるようなやる気を生み出さなくても、抵抗を払拭し、何気なく取り組むようになります。
この、何気なく取り組める状態の中には、さらなる成長のキッカケがたくさん散らばっていると僕は考えています。
皆さんも、学生時代の部活動や現在の趣味で自分が大きく上達している瞬間を感じたことはありませんか?
そのとき、やる気がみなぎっていましたか?
どちらかと言えば冷静に試行錯誤し、淡々と実行していたことが多いのではないかと思います。
そして上達を実感して初めて、喜びが生まれ、それがみなぎるやる気に繋がったのではないでしょうか?
僕が学生時代、テニスで自分が強くなる感覚、気持ち良さを実感したのはまさにそんな状態でした。
もはや当たり前のようにテニスをしていた当時、心の中でブツブツと独り言を言いながら反復練習をしていました。
別に反復練習への抵抗はありませんが、高いレベルでやる気がみなぎっているわけでもなく、テンションはいつも通り。どうしたらうまく行きそうか考えて試していました。
するとある時を境にカチッとスイッチが切り替わったように技の精度が上がったのです。
しかしそのときはまだ「明日にはまたできなくなってるんじゃないか?」と半信半疑のままでした。
そして次の日、緊張しながら同じ技をだしてみると……そこからはもうニヤニヤが止まりません。
フツフツと自信とやる気が出て、さらにテニスに没頭していったのでした。完
これがもし、仕事でも同じように体験できればきっと大きな飛躍に繋がるはずです。
では、部下や後輩が業務に抵抗感なく取り組める、そのキッカケとなる最初の成功体験を引き出すために上司はなにをすれば良いのでしょうか。
次回はそのポイントについて解説いたします。