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コラム
5.52017
ノーガードの覚悟
皆さんお疲れ様です。
&Uです。
皆さんが職場で抱えている問題で、単発のものというのはそれほど多くないことでしょう。
必ずその解決にはデメリットが伴って、別の問題につながる可能性があり易々と手を出せない、しかしそれを解決しなければ結果にたどり着けないというケースがほとんどだと思います。
解決しなければならない問題がいくつかあって、それらが連動しているようなとき自然と、同時に解決しようとする心が働きます。
問題Aをこうしたいけど、そうすると不満が出てBが起きるから、回避するにしてもそれではCが達成できない。
ABCは連動していて、同時に抑えれば本当に丸く収まる問題ですが、これをいつまで考えていても解決の日は来ません。
同時に抑えたい思考はどこか必ず面倒をできるだけ避けたい気持ちから来ているものです。
若いうちの苦労は買ってでもしろ
嫌なことから逃げるな
成し遂げるのに痛みは付き物
よくある説教で、他人に言われても全く響かない虫酸が走る言葉です。
しかし、自分の中からこれを掘り出したときはある種、覚悟が生まれます。この状態の人間はとても強いです。
何が起きてもひとつずつ進める、と連動している問題を切り離して解決するまでひとつだけを見つめる。
もちろん、Aを見つめている間B・Cに対して無防備になり、怖いものです。
それでも、最終的にABC全てに着手できる正しい方法は、覚悟を持ってひとつずつ解決することでしょう。
他人にそれを説教されても、諭されても、聞く必要は全くありません。
ただ、自分で自分に問いかけて、解決したい思いが本当であれば、面倒を避けたがっている自分と戦ってみてください。
必ずうまくいくでしょう。