- Home
- 必要とされる人材を育てる
- 学生気分が抜けていないのは、誰?
コラム
6.92017
学生気分が抜けていないのは、誰?
皆さんお疲れ様です。
&Uです。
新人が成長したと実感するときは、教えたことを覚えたとき、周りと同じ水準の動きをするようになったとき、自発的に取り組み始めたときなど様々です。
質もそうですが、自分たちと同じ種類のことができるようになるという点にまず着目します。
しかしそもそもを考えてみれば、人は成長のルートが違います。
そのルートによって手に入れる技や伸びる能力も違います。
それなのに、自分たちと同じ分野で良い結果が出せないと落第扱い、というのはまるで僕らが今まで通過してきたあるシステムに似ています。
そうです。同じ科目のなかで点数をつけて優劣をつける学校です。
社会人の共通認識として会社は学校じゃない、んですよね?
基本科目ができなくても誰かのサポートだったり、雑務全般だったり、それが会社の利益に繋がっていればその新人は会社に必要な人材です。
教えたのにできない。
やってこいと言ったのにやってこない。
この項目の理解度が悪いからダメ。
これがこの水準までできないと使えない。
会社には仕事がたくさんあります。
学校の教科よりもたくさん。
公式もありません。
そのやり方が習慣化されているだけです。
アプローチが変わってもできるようになればOK。
それを見つけてあげるのは先輩の仕事です。
会社は学校じゃありません。
学校と同じ制度で測っていませんか?