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コラム
6.262017
薬の話はほとんど頭に入ってこなかった話
皆さんお疲れ様です。
&Uです。
口内炎が酷く、お腹が空いているのにご飯を食べるのが苦痛でしかたありません。
たまらず塗り薬を買い、頻繁に歯磨き+乳酸菌を大量投入して殺菌しているのですが、効果がなくとうとうパッチタイプの貼り薬を買いました。
商品を探す際、薬剤師と思しきおばちゃんに場所をたずねると睡眠環境や栄養面、風邪の症状などのヒアリングを受け、基本的に粘膜が弱いとの診断を下されました。
そこからビタミンAの話になり、次第におばちゃんの「医薬品としてのビタミン剤訴求タイム」に突入したのを確認したので、僕も自然とコンサル目線にシフトしていきました。
ビタミンのサプリメントを飲んでいると伝えると、まず全否定。もともとサプリメントは謳っている成分が入っていない、吸収も悪く意味がないとのこと。
おばちゃんの向かいの棚にぶら下がっているあれはサプリメントではないのか。
さらに僕の体を思ってくれているというよりは、どちらかというと行動を否定するような物言いで、効能や価値をイメージさせるような説明は特になく、これを買いなさいと勧めてくる。
畳み掛けるように僕の体質へのダメ出しが入り、私はこれで口内炎ができなくなった、と。
僕は具体的な体験例を聞いていないのでおばちゃんの口内炎の出来やすさを知らないし、おばちゃんはなかなかこちらに共感を示さないので親密度も上がらず、こちらもおばちゃんに共感しにくい状況。
こうして買わない流れが出来上がってしまったうえに、一緒に買い物に来ている社長夫婦も待たせてしまっていたので、今日も接客販売に大事なことを感じる1日だったなぁと思いつつ帰って来た次第です。
大事な気づきがたくさんある接客でございました。