- Home
- 過去のコラム(-2017)
- 雰囲気作りも大切な技術
コラム
8.72017
雰囲気作りも大切な技術
みなさんお疲れ様です。
&Uです。
前回のブログのまとめ
・チームでチャレンジをするには、綿密な管理者が必要
・脇役になり、主役を引き立てる術を考える
前回、ムードメイクについて少し触れました。
みなさんの職場で雰囲気を作っている人は誰ですか?
もしかしてリーダー以外に職場の空気をコントロールしてしまっている人がいませんか?
以前僕が働いていた職場では、みんなが自然と(この人がピリピリしているということは状況が良くないんだ、、、頑張らなければ!)と思うムードメイカーがいました。
言わずもがなチームリーダーでしたが、決して直接的に「足りない、やれ。」と言うことはなく、チームメイトが自発的に頑張ります。
これは相当な高等技術で、一歩間違えればただの “察してちゃん” になってしまいさじ加減がとても難しいのです。
また、店舗の雰囲気をピリッとさせるだけではなく、明るいイケイケムードにする場面も必要になってきます。
リーダーでなくとも生まれつき明るいムードや温度感をつくれる性格で、いつも一役買ってくれるスタッフがいるチームもあるかもしれませんが、リーダーの作るそれはまた一味違う意味を持たなければなりません。
リーダーにとっては雰囲気作りも戦術のうちなのです。
自然と明るい雰囲気を作るのとは違い、必要な場面で必要な分だけ故意に緩急をつけ、職場をコントロールしなくてはなりません。
今どんな雰囲気が必要か見極める力と、故意に雰囲気を変えられる技術、そして何よりも勇気が必要となるでしょう。
リーダー以外の人が雰囲気を作っている状況はなるべく避けなくてはなりません。
裏事情や目指す道程を知っているリーダーが作る雰囲気は戦術のうちですが、スタッフが作る雰囲気はそのスタッフの感情が反映しているからです。
また、空回ってしまう、暴走と取られてしまうなど、雰囲気を適切に作れるリーダーが存在しないチームも真価を発揮することはできないでしょう。
雰囲気作りは高等技術です。しかし、ここに手をつけることでチームの足並みはグッと揃うでしょう。