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コラム
5.252018
『特別』な事を『普通』にしてみると

『普通』
いつ、どこにでもあるような、ありふれたものであることです。
去年、入社した新人さんも1年が過ぎました。
当時、右も左も分からなかった新人さん、今では『普通』に仕事をこなしているのではないでしょうか?
中堅社員もベテラン社員も全員が全員、新人を経験しています。
新人の頃は、先輩方の仕事や接客を見て、『特別』や『異常』と感じていませんでしたか?
自分には難しい…自分には無理だ…それでも、日々努力する事で、少しずつ成長してきたのです。
それが今ではどうでしょうか?
それまで、『特別』や『異常』と感じていたものが…『普通』になった瞬間があったハズです。
たとえばプロ野球選手がホームランやヒットを打つ。もしくは、150キロのボールを投げる。
サッカー選手がアイコンタクトでパスを出し、それをゴールする。
フィギュア選手が4回転を決める。
我々、素人からすれば、これらは全て『特別』や『異常』です。
しかし、彼等にすれば、これらは『普通』なんですよね。
『普通』の基準をどこに設定するのか…ってとても大切です。
私たちも人を育てる側の立場にいます。
育てている彼らに『普通』の基準をどこに設定させるのかは、今いる我々次第ではないでしょうか?
仕事に対する意識、情熱
お客様に対する姿勢、対応力
社会人としてのマナーやモラル
会社に対する愛社精神などなど・・・
それら『普通』の基準をどこに置いて育てますか?
人間は環境に対応出来る動物です。
ということは、この『普通』の基準を高めれば高めるほど・・・
もう一度、自分自身を見つめ直して、会社全体、お店全体で、『普通』の基準の確認をしてみては如何でしょうか?