【共育】コラム

高校野球に学ぶチーム創りの本質

私は夏が終わっても一年中、高校野球ネタでいくタイプです。
毎年、甲子園が終わると速攻で「早く夏が来ないかな」となります。
自分が高校球児だったこともありますが、野球からはたくさんの「チーム創りの原点」を教わったのです。

コミュニケーションの基本はプルペンキャッチャー

野球では、先発するピッチャーやリリーフするピッチャーは、 マウンドに立つ前にブルペンでピッチングをします。試合に入る前に肩を温めたり、 今日のボールの軌道や球の走り具合をチェックするためです。

その時にボールを受けるのがブルペンキャッチャー。
このブルペンキャッチャーにはある技術が要求されるのですがご存知ですか?
それは『パーン』と乾いた大きい良い音を立ててキャッチすることです。

そのキャッチングの乾いた大きな良い音で
『今日は球が走ってるな』
『今日は調子が良さそうだ』
と、 ピッチャーは自信持って気持ちよくマウンドに向かうことが出来るのです。

これはコミュニケーションの一つである 「会話」でも同じです。
会話には、話す人と聴く人がいて成り立ちます。
一生懸命話しているのに聴いてる人のリアクションが薄い。『この話題に興味ないのかな?』と話しながら不安になり、探り探り話した経験はありませんか?これが続くと『あぁ、自分に興味がないんだな』 と判断してしまいます。
つまり会話を弾ませるには、 ブルペンキャッチャーのように聴く側の技術が必要になるということです。

難しいことではありません。
相手の話をしっかり聴いてリアクションを返すだけです。これ一つで会話が随分と変わってきます

『話すのが苦手なんだよな』
『コミュニケーションの築き方が分からない』

こんな人は是非【聴き方】に力を注いでみて下さい。聴く力はコミュニケーションの原点だからです。

球児に学んだ「声を磨く」大切さ

また、聞く時の相槌や応答には『声』が有効です。声を出すことは、コミュニケーションの基本です。
どんな興味深い話をしても、相手に聞こえなければ話していることにはなりません。テレパシーを使える人以外は、声はコミュニケーションを取る上で、非常に重要な役割を担っています。

最近では、人とのコミュニケーションがメールやSNS、スタンプ、絵文字などに変わってきているせいか、声をしっかり出せない人が多くなってきています。声の出し方は学校では教わりません。せいぜい音楽の授業くらいなものです。

声をしっかり出して話すと相手に安心感を与えますが、何となく弱々しくぼそぼそと話すと自信がないのかな?話を聞いていないのかな?と思われていまします。自分では分かりにくいですが、自分の声は思っているほど相手に届いていないことが多いものです。しっかりと口を開けて声を出す必要があります。

録音した自分の声を聞いて、自分の声が嫌いという人は多いのも事実です。それは、自分がイメージしている声と違うからだと思います。ですが、その声が一生付き合っていく自分の声なのです。自分の声に磨きをかけていけば、相手に一番響くイイ声になっていきます。

今すぐにでも出来ることは、『挨拶』です
「家族や友人、仕事仲間などに、しっかりとした声で挨拶すること」
「毎日一番イイ声で挨拶しようと心掛けて発声すること」
この辺りは高校球児のインタビューなどでも見て取れますよね。

意識して声を出すことが、声に磨きをかける秘訣です。自分の一番イイ声をみつけたいですよね。

強くなるのに必要なのは「負けた日に」何をするか?

2018年の夏の甲子園の覇者は大阪桐蔭でした。
大阪桐蔭は春の甲子園も優勝しており春夏連覇を成し遂げました。実はその前年の夏も春夏連覇がかかっていましたが、 惜しくも夢半ばで敗れていました。

その2017年の夏の大会が終わった瞬間。
実はここからが大阪桐蔭の強さの秘密でした。

夏の大会が終わると、直ぐに新チームとなって始動するのが高校野球なのですが、甲子園で敗れた次の日には、新チームの『コンセプト』 が明確になっていたのです。そのコンセプトが『甲子園春夏連覇』でした。甲子園「出場」でもなく、甲子園「優勝」でもなく、甲子園「春夏連覇」だったのです。

全国には強豪校も数多くありますし、 コンセプトを掲げているところももちろんありますが、大阪桐蔭はその遥か上をいくコンセプトでした。

レベルの高いコンセプトを基にしてチームを作り上げていく
レベルの高いコンセプトが明確になっているから、 それに対しての意欲が高まる
意欲が高まるから、行動や考え方も変わっていく

相当な重圧と、それに打ち勝つ精神力、そしてそれを達成する為の行動力。
大阪桐蔭の強さは、 ただの才能やセンスだけではないということだったのです。

高校生にできるのに、大人にできない?言い訳は無用

高校野球を見ているといろんなことを学べます。
このチーム創りの考え方は会社やお店でも十分に参考にできるものです。
なんといっても18歳の高校生がやれていること。私たち大人のできない言い訳は見苦しいですよね。

監督や選手の裏話など、 別の角度からちょっと興味を持ってみると、マネジメント・リーダーシップ・フォロワーシップ・コミュニケーション・マーケティング・モチベーションコントロール…などなどお店創りやチーム創りのヒントがごっそりと隠れていることに気づくはずです。

あぁ、早く春にならないかなぁ(笑)

 

関連記事

最新コラム

コラムアーカイブ

SECURITY ACTION

Twitter

Facebook

ページ上部へ戻る