東日本大震災をはじめとする自然災害、世界的な感染症の流行、人口や労働力の減少。僕たちが生きる日本社会はさまざまな危機にさらされています。その中で生き残っていくために昨今注目されている取り組みのひとつが生産性の向上であり、国としてもSDGs・働き方改革・健康経営をはじめとした「働く人の心身の健康促進」による対策を講じようと動き出しています。

特に「心の健康」の問題は深刻です。環境等を引き金に、気づかぬうちに目に見えない不調が人の心を蝕み、休職や離職、また、出社はできてもパフォーマンスが上がらない状態の労働者が年々増え続け、企業は労働力の確保に奔走し、さらに不調が発生する悪循環に陥っています。

忙しい現代人の心の健康とは「折れない心」を育てることだと思っています。それは決して鉄のような硬さなのではなく、起きた出来事から自分自身と自分を取り巻く環境を見つめ、受け止めて前に進むことができる柔軟さです。どんな変化をも柔らかく受け止められる心があれば、一人一人が持っているパフォーマンスを十分に発揮でき、社会全体の生産性は向上します。

心の柔軟性は「関心と対話」を通して育てることができます。チームクリエーションは、すべての人が長くいきいきと働ける社会を実現させるために、企業や地域などあらゆる場所で定期的な対話の機会を創造し、社会に貢献してまいります。

株式会社チームクリエーション
代表取締役　大野 哲宜