マイナスを受け入れる覚悟を持つ

私は今年に入ってから数ヶ月に1度、トータルで10日間のファスティングをしています。
つい最近はチームクリエーションの仲間と一緒に4人で実践してみました。
断食前3日間は準備期間として油っこい物や炭水化物などを避けて少食にし、3日間の酵素ドリンク断食。
その後は回復期間として4日間、同じく脂質と炭水化物(糖質)にプラス動物性のタンパク質を避けて過ごします。

もちろん、禁酒です。
毎回思うのですが、実は私、食べられないことよりも飲めないことの方がツラくてですね(笑)

夏の間に溜め込んだ脂肪を落とすことと体質改善、腸内環境の整備を目的においたファスティングでしたが、何よりも食習慣の見直しになります。それまでは「美味しい」と思って食べたり飲んだりしていたものへの味覚が変わるのです。今はあまり加工をせず、素材に近い形の食べ物の方が美味しく感じます。

定期的に食習慣を見直し、身体を休め、いたわること。
これもひとつのセルフコントロール(自律)なのではないかと思っています。

 

好きなものが食べられないこと、お酒が飲めないこと。
これらは「体質を改善したい」という目的のための、ひとつの覚悟だと思います。
前に進むためには、そこに発生するであろうマイナス要素(ここでは我慢とか辛抱など)を受け入れて、それまでの習慣を改めないといけない時があります。

これは仕事に置き換えても一緒です。

新たな取り組みを提案をしたら否定的な意見が飛び交って進まない、求められていることに応えるにはスキルアップをしなければならない、などには「現状をまず受け入れる」ことが必要でしょう。もっと前に進みたい、もっと上に上がりたいと思うなら、”断食”のような思い切ったマイナスを受け入れなければいけないこともあるかもしれません。

言い換えれば、かかるコストや労力や否定的な意見に「耐える力」が必要ということ。
すべて【前に進むという目的】を達成するために必要なマイナスです。
これを受け止める覚悟がなければ、現状維持に甘んじるしかありません。
現状維持はつまり、後退を意味することになりますけれども(体重増加に歯止めがきかないなどですね…痛たたた)

 

覚悟を持ってマイナスを受け止めた時、少なからずそれまでとは違う変化が現れるはずなのです。

ファスティングで言えば食習慣の見直しであり、多少の減量であり、肌ツヤが良くなることであり、「やりきった」という小さな自信であり。だからこそ、もう少し続けてみようかな、この状態を維持したいなという新たな意欲が生まれて目的達成にもう一歩近づけるわけです。

おそらく、仕事においても同じことが言えるはずです。

中途半端な気持ちは中途半端な行動となり、中途半端な結果しか生みません。
目の前のマイナスに囚われることなく、次のステップや上がった後の未来をしっかり見据えて、覚悟と決断をする勇気を持ち続けたいですね。

 

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