部下を抱えるチームリーダーのみなさんは、
「部下の弱みや欠点」はすぐ見抜けるのではないでしょうか?
反抗精神が大きい、言われたことしかできない、やる気が見えない、打たれ弱い…
こういう部分はすぐに見つけられますからね。
では「部下の強み」は、ちゃんと見抜けていますか?
たとえば、
▼ こいつの事務処理能力はハンパない
▼ クロージング能力は自分以上かも?
▼ そういえばいつも周りに人が集まっているよな…
▼ 几帳面で、いつも整理整頓ができている
▼ マダムキラー、おじさんキラー(笑)
いつも部下のことを注意深く観察しているリーダーは、
部下本人も気づけない、部下の能力や強み、才能を見抜ける人が多いのです。
さて、あなたは普段
部下のことをどのくらいちゃんと見ているでしょうか?
漫然とただ見ているだけでも、
部下が楽しそうに仕事をしているときとそうでないときの差は
すぐにわかりますよね?
「楽しい」と感じるのには、さまざまな要素がありますが、
中でも一番わかりやすいのは、
好きなこと、得意なことをしている瞬間です。
これらを踏まえて、部下のことを注意深く見る時のポイントとして
部下の楽しそうな表情が見えるとき、
部下はどんな仕事をしているか?
を、観察してみてください。
実はそれが、その部下の「強み」だからです。
ぜひ機会を見つけて、
部下にそれを伝えてみませんか?
そしてもっと部下の「楽しい」をサポートするために
上司として何ができるかを、部下と一緒に考えてみませんか?
親身になってくれる上司の元には
「言うことを聞かない」という部下はいなくなります。
また、強みを生かした楽しい仕事なら
「やる気が出ない」部下は減るでしょう。
部下のモチベーションUPという観点で、これ以上の効果はありませんし
何より結局のところ、リーダーであるあなたも楽になれるわけです。
欠点を指摘するのではなく、強みを見つけてあげることも
部下を育てるリーダーには求められるんですよ。