私たちはそれを「透明な壁」と呼んでいます。
誰もが多かれ少なかれ持っている
「私はこういう人間だ」
「私はこのくらいの価値の人間だ」
「私は周囲からこのように思われている」
という思い込み、信念、価値観のことです。
なかなか目に見えないから、「透明」なのです。
面談を行って一人一人話をしてみると、必ずと言っていいほど出会うのがこの『思い込み』です。
思い込みという得体の知れない感情が、我々にブレーキをかけてしまうことが多いのです。
思い込みの2つの「パターン」
思い込みというものは2パターン存在します。
それは
①『自分』は(が)こうだ!(だろう、かもしれない)という思い込み
②『他人』は(が)こうだ!(だろう、かもしれない)という思い込み
よく聞きますね、コレ。
大抵の方はこの2パターンで自分にブレーキをかけているんですね。
この思い込みというものはどうやって出来ているのでしょうか??
それは…
頭の中にいるもう一人の自分が作り出す『イメージ』なんです。
思い込みというのは大抵、『事実』ではなく『想像』であることがほとんどです。
実際に言われた事がないのに、自分は◯◯だ…とか
何もしてないのに、自分は出来ないんだ…など。
特に後者のような思い込みは
「やってるけど出来ないんだよ!」って思う方もいるかもしれません。
でも、本当にそうなのでしょうか??
やっている『フリ』なのかもしれないし、
『出来ない』ことを前提、証明する、正当化するためだけにやっているのかもしれません。
人のパフォーマンスの鍵を握る「思い込み」
この『思い込み』の正体を知ることは、意欲を高めること、パフォーマンスを上げること、チャレンジをすること、結果を残すことなどの一番初めの一歩になります。
もしも今、意欲やパフォーマンスが下がって「なにかうまくいかない」と感じているのなら
目には見えない「透明な壁」の存在に一度目を向けてみませんか?