繊細さんを苦しめる「どう見られるか」との付き合い方

人の目線が怖い

人からの評価が怖い

周囲からの見られ方を気にする人はとても多いですね。

私も以前まで人一倍「見られ方」を気にして生きてきましたからよくわかります。

でも「見られている」というのは、

自分の頭で勝手に作り上げた他人の「見えない視線」だということに気づいた時、ちょっと恥ずかしくなったんですよね。

「どう見られるか」への怖さ、2通りの表れ方

見えない視線に怯える、いわゆる「繊細さん」ですが、中でも2つのタイプに分かれます。

見えない視線に出来る自分を必死にアピールする【頑張りちゃん】

見えない視線に出来ない自分をアピールする【自信ナシ子ちゃん】

前者の頑張りちゃんは、本当に多いですね。できない自分が許せない、ってヤツです。

「繊細さん」たちが、どういう結末を迎えるのか?

ちょっと知りたくありませんか?

頑張りすぎると、自信をなくしていく?!

頑張りちゃんは、いつも必死に自分の頑張りをアピールして、自分の価値、評価を高めようとします。
このタイプは想いを口にすることもでき、リーダーなどに適しているタイプですね。

頑張りちゃんは自分自身の評価や価値を強く意識します。そのため、必要以上に他者から評価、価値を意識してしまうのです。

特徴としては、褒めたり、評価をされている間は素晴らしい仕事をしてくれます。

しかし結果が出ずに評価されなくなったり、不祥事などがあると一気に動けなくなるのです。

そして頑張りちゃんから「自信ナシ子ちゃん」へ生まれ変わることになるのです。

自信ナシ子ちゃんになるとどうなるのか?

「どーせムリ。自分なんて。認められてないし」というネガティブまみれになります。

失敗や間違いが怖くなってしまうのです。

失敗や間違いでの迷惑や、恥じらい、恐れを作り上げてしまうことで

余計に失敗することが増えていきます。

結果、

他人からの評価を高めようと一生懸命頑張るようになり

自信ナシ子ちゃんから頑張りちゃんに生まれ変わるのです。

頑張りちゃんと自信ナシ子ちゃんの相関関係は負のスパイラル。

そしてこの負のスパイラルの正体は

「必要とされたい」という願望と

「必要じゃないんじゃないか」という不安

であるのですね。

「自分は必要とされていない」という不安からどう抜け出すか

見えない視線や「必要とされたい」という願望

「必要じゃないんじゃないか」という不安から抜け出すのは

開き直ることです。

アラ、簡単。

そうしているうちに気付くのです。

人はそんなに自分を見ていないと…

まさに自意識過剰だった、ということに。

なんで勝手に人の目線を自分に向けてるの?

いやいや、そんなに他人様もヒマじゃないんだぜ?

そう考えると、ちょっと恥ずかしくなるでしょう?笑

そんな見えない視線に怯え続けるのではなく、時には開き直って、自分らしく生きていきましょう。

職場のコミュニケーションを活性化させる方法

現場マネージャーと共に悩み、試行錯誤してきた6年間の人材育成におけるコミュニケーションノウハウを、実際の取り組み事例とともにご紹介。具体的な取り組み方や部下との関わりがうまくいかない理由、コミュニケーションを良くするための2つの前提など、「読めば明日、何をすれば良いかがわかる」37P資料を無料で公開中。